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同窓会とは:理事長挨拶 宍戸迪武(13期)

宍戸理事長

 そもそも同窓会を成立させている動機は何なのか。
 在校時代の思い出、それも「良き思い出」が、同窓会に集う最大のモチベーションであることは言うまでもありません。が、それだけでは同窓会を継続してゆくことはできません。
 クラス会、同期会レベルなら、経験の共有、仲間意識、人間関係の記憶で成立します。同窓生の集まりの中で、クラス会が最も濃密な存在であり続けるのはそのためでしょう。部活のOBOG会、旧制高校のォの同窓会などにも同様の「共同体」的な強いつながりが感じられます。これが卒業生全員の同窓会になると、かなり違ってくるように思います。その学校の卒業生であることの誇りが全面に出たり、互助会的性格が強かったり、内容はさまざまですが、団体あるいは組織としての機能が強く求められます。
 同じ学校を卒業した、という唯一の共通点でまとまろうとする。意識的な努力が必要となってくるように思うのです。

同窓会活動の三つの柱

 東京都立大附属高等学校の卒業生は平成24年三月に最後の第61期が卒業して、一万四三〇六名となりました。これから増えることはありません。
 この一万四千余名の中には、同窓会に入ることをよしとしない卒業生もいます。名簿に記載するなとの要望もあります。けれども私は、卒業生は同窓であり、ぜひとも同窓会の活動には加わってほしいと期待し続けます。
 同窓会の三つのとは、次の三つです。
一、会員相互の親睦を深めるため、より多くの機会をつくる。この目的のため会員名簿の管理、活用を行う。
二、旧制府立高校以来の歴史と伝統を受け継ぎ、その精神を桜修館中等教育学校の生徒、卒業生に引き継いでゆく。
三、桜修館中等教育学校の教育環境の向上に寄与するなど、会として社会的に意義ある活動を展開する。

「窓」を外に向けて

 一、に関して特に説明は要らないと思います。2015年からホームカミングデーを企画開催しました。
 二、に関しては少し解説があります。一九五〇年(昭和二五年)に閉校となった旧制府立高等学校の校旗、校章は、一九四八年(昭和二三年)に発足した都立新制高等学校(二年後に都立大学附属高等学校)に引き継がれ、二〇一一年(平成二三年)に都立大附高が閉校になると、さらに桜修館に引き継がれています。
 校名の違う三つの学校が一九二九年(昭和四年)以来の一つの歴史を要求していること。この継続性を大事にしながら、府立、都立大附、桜修館の三同窓会で構成する「八雲が丘学友会」の活動を、私たちが中心的に担っていくことが求めらています。
 三、は、2015年の会則の改定で、会の目的として明記したものです。
 同窓会の「窓」は、雪明り、蛍の日かいを取り込む「学窓=学校」を意味していますが、ここでは、外に向けて開かれた「窓」という意味も付け加えたいと思います。
 都立大附属高校同窓会は、それ自体が小さいけれど社会的に意義ある団体だ、そう評価される存在になりたいと願っています。

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