この学校に、「演劇をやりたい」と有志が集い演劇同好会ができたのが七年前。
やがて部として認められて現在に至っています。
その間、消え去ることもなく演劇部が在り得たのは、いつでも少数ながら、演劇をやりたいと思う生徒がいたからに他なりません。
人により、そう思う理由はさまざまです。
しかし、「あっけなさ」というものがあるから、私たちは芝居の稽古に入る、そう思う時があります。
練習はいつもつらいものです。
公演が終わると誰でもあっけなさに襲われます。
そして次の公演を企画せずにはいられなくなるのです。
今、現役部員は一三名。
決してまとまっているとは言えない状態です。
そんな中で一つの舞台を創りだそうとしています。