本文章は、同窓会報(平成23年12月1日)に投稿されたものを再掲させていただきました。
2011年5月19日、桜修館中等教育学校校長室においてなされた会議において、下記事項が確認され、継承されることが決まりました。
出席者:都立桜修館中等教育学校:臼田三知永副校長、大関 英先生(音楽担当)
府立高等学校同窓会:楠川絢一理事長、山田早苗(一土会代表)、吉松安弘
都立大学附属高等学校同窓会:野口貞義(4期・同窓会事務係)、前田高史(14期・音楽智識研究会)
@「八雲」については「やくも」と発音する。
2011年に閉校記念発売のDVDにおいて、字幕が「やぐも」となっているのは誤り。
A一番の歌詞で説明すると、「生気天地に…」の「天地」の部分は、符点八分音符と十六分音符が正しい。
B一番の歌詞、最後の節。「八雲 府立高校は、二分音符を符点にして歌う習慣があったが、これは譜面の通りで良い。
C二番の歌詞、「崇高き」は「たかき」と歌う。
D三番の歌詞、最後の節。「我等が使命」が正。「我らの使命」は誤り。
E歌い出し。「青春といふ 青春といふ」一土会バージョンを正とする。
F「新たなる日は」の下線部分の音が違う。
G最後の節、「我等が府立 若人府立」を「我等が都立 若人都立」と新制で歌っていたのは、「我等が誇り 若人桜修館」に改めることで伝承していただくことになりました。
会議では取り上げられませんでしたが、今後も歌い継がれるであろう名歌の一つである、文乙歌について、この紙面をお借りして、正調の楽譜を資料として紹介させて頂きます。 下記譜面にて「▼」マークの付いた音が伝承歌と違う部分です。
文乙歌(いざ友)
以上、確認事項を整理しました。この内容に基づき桜修館において継承される事が確認できたことは、都立の一卒業生として大変嬉しく思いました。
それから音楽の大関先生に、新制記念祭歌にも歌い継いで頂きたい良い歌があることをお話しておきました。