3年の春に関東大会に出場!!

4期 渡辺孝一郎  
男子バレーボール部

小中:ぼくらの誇りは、昭和28年の関東大会に東京代表で出場したことだね。2回戦で優勝した藤沢の高校に当って負けたけど…
渡辺:確か、東京からは憲法施行記念地区大会で準々決勝まで勝ち進んだ8校が代表校になったと思う。うちは、準決勝で都立墨田川高校に負けたんだ。
土屋:うちは地区大会用にユニフォームを作ろうといって、下着のランニングシャツをコーヒー殻で染めたんだよ。あれは渡辺の家でやったんじゃないかな。
小中:アズキ色で「都立」というネームをぬいつけたんだ。当時の都立付属の運動部では、バレーは断然強かったな。
渡辺:旧制からの伝統で練習は週2回で1回3時間。その割には強かった。もっとも小中は練習嫌いで、よくサボって一度は破門にしたんだ。
小中:ボール拾いするのが嫌いでね。ほかにも演劇をやったり、女の子と付き合ったり、面白いことがあったから。
土屋:東京大会が近くなって、当時は9人制だったから、一人足りなくて、鳩首協議のけっか、呼び戻したんだよ。
小中:いやあ、あのときは嬉しかったよ。それからまじめになったね。

 これは1989年11月4日の週刊読売の「サークル同窓会」という記事から引用したものです。東京大会の初日は雨。いつも体育館で練習していた我々には恵の雨でした。

 我々に同期生(新制4期)は8人いました。 昭和29年の卒業ですから、以来56年の歳月が流れたことになります。 その間二人が他界しましたが、夏の合宿を含め、我々の代がコーチをした5〜6年あとの後輩達とも、いまだに付き合いが続いています。

 将に青春時代の懐かしい思い出の一齣(ひとこま)です。

(同窓会報 2010年12月号からの転載)   

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