歴史を共有する3校の軌跡を振り返る。
1929(昭和4)年 7年制の府立高等学校、府立一中(現日比谷高校)校舎内で開校。
尋常科80名、高等科160名。初代校長・川田正澂。
1931(昭和6)年 八雲に新校舎建設はじまる。
東横線・柿の木坂駅が府立高等前駅に。
1932(昭和7)年 八雲新校舎(鉄筋コンクリート3階建て)完成、移転。
インターハイ初出場。
1935(昭和10)年 図書館開館。運動場完成。父兄会がプール寄付。
校歌制定。
1940(昭和15)年 国民精神総動員府高実行委員会が結成される。
「校友会」を「報国団」と改称。
1942(昭和17)年 戦時、半年短縮9月卒業。
1943(昭和18)年 勤労動員。9月卒業。
南寮、北寮開寮。戦中最後の記念祭。
東京都制実施に伴い、校名が「都立高等学校」に。
1944(昭和19)年 勤労動員先で授業。4月入学、授業開始は9月。
尋常科御殿場疎開。9月卒業式。
1945(昭和20)年 3月卒業式。グランドは畑に、弓道場に教職員住宅。
1946(昭和21)年 第18回入学式(最後の入学式)。
1947(昭和22)年 新学制(6・3制)にともない尋常科募集停止。
1948(昭和23)年 尋常科が都立新制高校となる。
校旗、校歌、校章は新制高校が継承。
1949(昭和24)年 高等科は募集を停止し、東京都立大学となる。
都立新制高校は東京都立大学附属高等学校となり、女子20名募集、男女共学となる。
1950(昭和25)年 旧制「都立高等学校」閉校。
木造瓦葺新校舎3棟完成。東横線都立大学駅と改称。
1951(昭和26)年 都立大学附属高校第1回卒業式。
1952(昭和27)年 1学年3学級、定員150名。
1960(昭和35)年 1学年4学級、定員200名に増加。
1963(昭和38)年 鉄筋コンクリート4階建て校舎落成。
生徒急増対策のため1年生のみ7学級。
1964(昭和39)年 1学年6学級(男子200名、女子100名)となる。
1967(昭和42)年 学校群制度実施。広尾・目黒と共に第23群。
1969(昭和44)年 3月第19回卒業式中止。以後8年間卒業式は行われない。
9月第1次学園紛争。
1971(昭和46)年 鉄筋4階建て校舎A棟新築。
1972(昭和47)年 第4次学園紛争、授業不能。
1974(昭和49)年 定員男女同数(135名+135名)に。
B棟完成。A棟増築完成。木造校舎取り壊し。
1982(昭和57)年 都立高校入試、グループによる合同選抜実施。
新教育課程実施。
1991(平成3)年 都立大学、八王子南大沢に移転。
1999(平成11)年 東京都、都立大学附属高校を改組し、6年制中等教育学校とすることを決定。
2005(平成17)年 6年制一貫校の校名「東京都立桜修館中等教育学校」に決定。
都立大学を中核に「首都大学東京」発足。
2006(平成18)年 都立大附属高校定時制課程、閉課程。
桜修館中等教育学校開校、1期生4クラス160名入学。
2008(平成20)年 都立大附属高校最後の61期生入学。
2011(平成23)年 「東京都立大学附属高等学校」閉校。最後の卒業式。
中庭の閉校記念碑「繁栄」除幕。
校旗、校歌、校章は桜修館が継承。
2012(平成24)年 桜修館中等教育学校第1回卒業式。
1期生150名が卒業。
2015(平成27)年 桜修館中等教育学校創立10周年記念事業展開。
2019(令和元)年 府立高等学校創立90周年。
2022(令和4) 年 「首都大学東京」を「東京都立大学」に改称。
2024(令和6) 年 桜修館第13期生卒業、第19期生入学。