昨年の9月10、11日の両日、第68回記念祭が盛大に行われました。
開場を心持する見学者が、予定時刻の30分ほど前から並び始めるという相変わらずの人気ぶりですが、アメ横状態でトコロテン式に押し出された見学もままならなかった一時期から比べると、随分落ち着いてきたと幹事らえます。
今回もB棟201講義室にて同窓会主催の『八雲が丘の集い』の展示を例年に倣って行うとともに、写真パネルや80年の歴史を伝える資料等の展示とDVDを終日放映致しました。
また2日目の午後には2階コンコースにて、恒例となっている旧制府立高校同窓会、都立大附属高校同窓会、桜修館PTAの有志で「校歌・学生歌・寮歌・記念祭歌」の斉唱イベントを行いました。
これまででは少なくとも5、6名ほど参加をいただいていた旧制府立高校の同窓会を代表する「一士会」からの参加者が今回は3名にとどまったことは、ある意味でショッキングな出来事でした。
2016年7月の同窓会報、さらに2017年6月号と2度にわたり寄稿された17期・佐藤文行氏が、我々が受け継いできた『歌の財産』を『これからの人』に継承するための具体案を提唱し、さらに喫緊の課題としてそれを実践せねばならない旨の提言をされました。確かにのんびりしてはいられない時期にきています。
「校歌・学生歌・寮歌・記念祭」を歌うイベントは、2017年の第69回記念祭でも行う予定です。ぜひご参加ください。